IMATA Conference 2019@NewOrleans 日本からの参加者は…⁈

こんにちは!

IMATA旅の出発日まで、あと5日となりました…!

今年2019年の9月7日から12日の間、
New Orleansで開催されるIMATAカンファレンス!

 

気になる日本からの参加者なんですが、
昨年の現役飼育員1人…から、10倍くらいになっているらしく!どんなカンファレンスになるのか楽しみで仕方ないのでどれだけの飼育員が日本から参加するのか、独自ルートで情報が入った分だけここに残しておきます。

 

私の知る限りでは…の範囲なので、間違っていたらごめんなさい。

牛タンがおいしいところから飼育員1人、
ペンギンが空を飛んでいるところの飼育員2人、
最近コスパアピールなCMしてるところの飼育員1人、
関西のとある公園の中にあるとこから獣医師が1人、
陸の孤島みたいなとこから飼育員1人、
自由なSNS発信で話題のあそこから飼育員1人、
サーフィンといったらあそこのところから飼育員3人、
ひんやりした足湯できるとこから飼育員1人

…と私。

 

私、飼育員辞めたのに何故?な、謎ポジション…笑

ちょっと切ないけど、まあ仕方ない!

昨年開催されたIMATAカンファレンスは、遠く離れたヨーロッパ、ポルトガルで行われた事もあり、日本からの参加者のうち現役飼育員(当時)は私ひとりで大変寂しい思いをしたので、
今回のアメリカ開催のカンファレンスにはざっと数えただけで両手に収まらない程の人数の飼育員の方々が参加予定で、とっっっても嬉しいです。

 

そして更に!
毎年熱心な先生方が引率して来ている大阪のとある専門学校から
学生がなんとフタケタ…!

 

日本からの参加者は、過去最多なのではないでしょうか…?!

 

今年参加する現役飼育員のうち、
私が昨年参加しポルトガルから帰国してからこれまでに行なってきた、
IMATAに関するアウトプットをする会に参加してくださっていた現役飼育員は5名くらい…?
企画書を作るための情報提供にもひっそりと協力させていただきました。

IMATAへの会員登録からカンファレンス申し込みまでの間に私が実際に相談に乗りサポートさせていただいたのが4名…!

そして、私の宿泊する激安ドミトリーにご一緒する事になったのが、そのうちの3名…!

この3名は会社から何の支援も受けず、完全に数十万円の自腹を切って参加する方々なわけです。

飼育員のお給料は、皆さんご存知の通り少ないです。
だからきっと一緒に激安ドミトリーに泊まるしかなかったのでしょう…泣

お願い…お偉い方…お給料、もうちょっと上げてあげてください…

飼育員なんて、お給料が上がったって、勉強のために書籍を購入したり、他園館へ足を運んだりするような熱心な方ばかり。
もうちょっとどうにかならないのかなぁ…
なんて、そんな話は今回はとりあえず置いておきましょう…今回はね。

 

私たちの泊まる激安ゲストハウスには、私が昨年カンファレンスで知り合い仲良くなった他国から参加のトレーナー2名も合流します。

部屋まで一緒になるかはわかりませんが、6人部屋ドミトリーのゲストハウスですから…もしみーんな同じ部屋になったら、朝から晩まで一週間一緒…笑
はは。楽しいですね。
こんな国際版テラスハウスみたいな展開はちょっと予想外でした。笑

 

今回は開催地がアメリカという事でもしかしたら多いのかもしれませんが、開催地がどこにしても、現役の飼育員がカンファレンスへ行ったり長期休暇を罪悪感なく取ることはなかなか難しい現状もあるので、
今後の日本の水族館業界のためにも、長く続けられる働きやすい環境をつくっていけたらいいですね。

そしたら今後、もっともっとたくさんの若手飼育員達が世界を知ったり、日本を客観視する事が出来るようになって、今までの思い込みや普段の仕事を見直したりするキッカケが持てたりなんかして、持ち帰った先の動物園で、水族館で、より多くの動物たちに還元していけるようになれたら良いな〜なんて思います。

苦手な英語に対してもちゃんと立ち向かって克服していけたら、もっと良いですよね…!私もまだまだ全然出来ません。日常英会話レベル。英語で議論なんて到底出来るレベルじゃないんですよ…

でも、より高いレベルで英語を習得する事ができれば、もっとたくさんの人とお話しできるようになって、色々な意見を知れるようになって、難しいニュアンスも汲み取れるようになって、更に自分の考えもちゃんと持って話せるようになって、きちんとした場でも議論ができるようになったりなんかして。
(イルカ関係の話とかさ、日本人、英語出来なきゃ言われっぱなしだよ…!)

 

本当は、日本の飼育員みんながこのレベルだったらいいな、もしそうなったら世界変わるよな、とは思っているんですけれども。

低賃金で重労働、雇用も不安定。
それなのに与えられるのはやりがいばかり。

それでも飼育技術者として高いレベルで誇りを持って働いてらっしゃる飼育員も多いと思うのですが、そこに英語力とかグローバル力まで強要するのもなんかなーとは思ってしまいます。

それだけハイスペックな人を雇うのなら、それなりの対価を払う事を検討して欲しいなーと。

飼育員も立派な技術職だと思うので、実力によってみんな給料は違くて良いんじゃないかなと私は思っています。

どれだけ英語頑張ったって評価されないんじゃ、そりゃモチベーション上がらなくって仕方ないなと。

ただ動物園水族館もお金がないところがほとんどで、従業員のスキルアップのために予算を確保出来るところも少ないかもしれないので、結局、飼育員個人レベルでの努力にかかってしまうところもあると思います。

なので、もうちょっと(←ちょっとじゃない)私の英語レベルが上がったら、動物園水族館関連の専門用語とか英単語とか集めて、ちゃんと解説しながら苦手意識を取り除いて少しでも習得してもらえるような講座開きたいな〜なんてボヤ〜ッと思っているので、数年単位で(⁈)温かく見守ってください!

あとは、IMATAに関するアウトプットなどで得た収益を、自腹で参加した飼育員に補助金の様な感じで給付する仕組みなんかも作れたらいいな〜なんて思っています。
補助金が出るのなら、IMATA行ってみようかな…!なんて、そんな感じで有望な若手を支える仕組みを作れないかと思案中です。

ひとりじゃなかなかお金の管理なんかも難しいので、もし協力してくださる方がいたら、ご連絡お願い致します…!

 

(私は何様でもなんでもないんですが)
国際感覚を持った飼育員が増える事を、外側から切に願っております…!

 

長くなりましたが、皆さん熱中症にはお気をつけて!水分補給しっかりしてお過ごしください!

さよならー!

 

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